子どもを持つ意味【子どもを持つ意味】必殺仕事人を13年、ふと走り続けてきたことに疲れ、少し休んだ後、 幸運にもふたりの娘に恵まれ、今、不運にも委託の仕事が無いため、 完全なる専業主婦をしています。 子どもを持つまでは、子どもが苦手でした。というかキライでした。 ところが子どもを持って、初めて「子ども可愛いシナプス」が出た・・・というのでしょうか、 「子どもって可愛いな~、面白いものだナ~」と思えるようになりました。(遅っ!) よその子どもも同じように可愛いし、面白い‥。 そして知ったのは、子どもに悪い子はいない、ということでした。 かつてイヤだった「しつかっていない(躾けられていない)子ども」は、子どもが悪いのではなく、 親と周囲の大人が悪い。。。ということです。 いわば、すべての子どもは「無垢な天使」・・・ということでしょうか。 子どもは、周りの大人の関わり方で如何様(イカサマではない。イカヨウ)にも変わる ということも知りました。 私が少しでも手を抜くと悪くなるし、きちんと向き合うと良くもなる。 特に、3歳未満の頃はそれが顕著でした。 上の子が年長になり、自我が芽生えてくると、なかなか難しいところも あります。。。 厳しく躾けて来て小さい時は良かったのに、それが全く身に付いてなくて 現在、悩んでいる最中です。 過去にある人から、何気なく「子どもがいない人は、人間的に片輪だと思う」と 言われたことがあります。「子どもが育てていると、耐えることを覚える」というのです。いわゆる「忍耐力」が付く、ということです。 が、それは違うと思います。 もちろん、子育てをしながら学ぶこともたくさんあります。 しかし、「忍耐力」は子育てをしなくても付くことであり、付けなければならないことだと 思うのです。 自分の子どもに対峙する時の気持ちも、仕事関係やよその人と関わる時の気持ちも 同じものだと思うのです。 いつでも誰にでも、誠実に丁寧に対応する。 そのことで「忍耐力」が養われることが多々あるからです。 人生は、子どもがいようといまいと「忍耐」を覚えるための修行の場であると思っています。 ただ、子どもがいると自分自身の世界が広がる、ということだけは確かです。 |